平成17(2005)年10月9日


伝道大会(第35回護法大会)

会場:角館町「妙徳寺」

伝道大会は今年で35回を数える歴史ある大会です。
 数年前から「護法大会」から「伝道大会」へと名称を新たにし
 「法を護る」から「伝道」とすることで
より「法を伝え弘める」ことを目的としました。

秋田県内のすべての寺院が参加しての法要や法話などが行われ、
法要では事前に受け付けた
先祖代々などの供養霊簿が読み上げられます。


今年度の伝道大会は「みちのくの小京都」と名高い、
角館町にある妙徳寺を会場に開催されました。

妙徳寺は大塚山という小高い山の中にあり、
日蓮宗総本山の身延山を模して本堂や諸堂が建立されたといわれ、
重要文化財に指定された七面堂や土蔵造りの祖師堂などからも、
その歴史を感じることが出来ます。

角館町出身の日本画家「平福穂庵」によって揮毫された天井画「雲龍」や
穂庵の子である百庵が少年期に描いたとされる絵馬、
穂庵の弟子達が描いた格天井画などもあり、画家達もお寺を訪れます。


  ←総門から見た妙徳寺


◆『第1部』伝道法話

伝道法話はご挨拶も兼ねて妙徳寺の小川順道ご住職様より
「人権を考える」をテーマにお話を頂きました。

身近な人権問題を宗教者の立場から取り上げ、
法華経に説かれる平等を示され、人権尊重の大切さを解かれました。
ご自身の母親との思い出に話が及ぶと、涙をぬぐう参加者の姿も見られました。


◆『第2部』立正平和祈願・音楽大法要

寺庭婦人会による仏讃歌が奉唱され、
続いて同じ角館町の学法寺檀信徒による法華和讃の奉詠が行われました。

山口顕辰修法師会長を修法導師に修法が行われ、
次に檀信徒による五種供養が行われました。

檀信徒の代表5名が、華・香・焼香・伎楽・合掌を御宝前に供養をします。
最後の合掌では、代表の方と共に、参加した檀信徒全員で合掌をしました。

また、参加した檀信徒と共に唱える御題目の中、
申し込まれた有縁の各霊を記した供養霊簿が読み上げられ供養の志が捧げられた。


◆『第3部』妙徳寺祖師堂・七面堂参拝及び唱題行

午後からは、妙徳寺諸堂の参拝です。
広大な境内にある七面堂や祖師堂などを皆でお題目を唱えながら参拝しました。

  ←続く山道。結構キツイ!!

 ←重要文化財指定の七面堂を参拝


足の悪い方、山道に自信のない方は本堂にて
青年会会長の阿部龍翔上人を導師に唱題行が行われました。


堂内と広い境内に響き渡る御題目の声と団扇太鼓の音に感動です!



◆『第4部』清興「猿倉人形芝居」

ここでは会場の雰囲気も一変!
秋田県の無形民族文化財指定の猿倉人形芝居を観劇しました。

手先で軽妙に操られる人形の動き、
三味線や太鼓の音に併せて演じられた妙技に大きな笑いに包まれました。




最後に閉会式が行われすべての幕を閉じました。
 
本堂の外には、妙徳寺の住職様とお手伝いにあたられた妙徳寺檀信徒の皆様が
お見送りをして下さいました。

「いがったすなぁー」
「準備、大変だったすべー」

と、参加した皆で喜びあう姿に信仰の悦びを感じました。

  ←お見送りをするご住職と檀信徒


  ←みんな嬉しそう!




戻る